背表紙に出席番号を書く

教科書が A 4版になり、厚くなって重くなってきています。
加えて、様々な副読本や資料集があって、教科書も含めてすべてを持ち帰るのは、合理的でなくなってきています。
このような家に持ち帰らない冊子、教室の背面にあるロッカーにまとめておくのが一般的でしょう。
では、そのまとめて置いてある冊子を、どのように取り出しているのでしょうか。

私はどうやっていたかといえば、 配り当番に配ってもらったり、置く場所をざっくりと出席番号で10冊ずつ区切っておいて、それを目安に取りに行かせたりしていました。

教育トークライン 2020年9月号のグラビアページで、千葉雄二氏が「背表紙に出席番号を書く」という記事を載せています。
なるほどです。
超簡単なことですが、私は思いつきもしませんでした。

「教科書や資料集を学校に保管しておく場合がある。保管場所に同じ資料集がずらり。自分の資料集はどこにあるのか一目では探せない。(中略)どうしても時間がかかり、密集状態になる。 そこで、出席番号を背表紙に書く。密集状態を避け、すぐに自分の資料集を取ることができる。」

これってすぐできる実践ですので、私みたいに思いつきもしなかった先生は、ぜひ、やってみてください。

教育トークライン
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