「止めよう差別の感染」

新型ウイルス感染症に関して、医療従事者や感染症になった方へ不当な差別や偏見が行われている実情があります。

この件については、それぞれの学校において、すでに指導をされていると思うのです。
が、子供達への感染が各地において起こってきていて、現実にいつ勤務する学校に感染症にかかったという事態が起こってもおかしくありません。 今一度、この差別や偏見について指導をしておいた方が良いです。こういうことは何度やってもいいのです。

東京都教育委員会が「まるでウイルスみたいに…。」という漫画教材によって、子供達に差別や偏見について考えさせるウェブサイト発表しています。 https://ijime.metro.tokyo.lg.jp/a5/index.html

また、「止めよう差別の感染」というタイトルの資料でも、この差別について取り扱っています。

この資料では、新型ウィルス感染症においては三つの感染があると言っています。
何でしょうか。

一つ目はもちろん病気の感染です。
しかし、この病気の感染だけでは済まないのが現在の状況です。他のものまで感染(拡散)させてしまうのです。

それは何かというと、
二つ目は、不安の感染です。
新型コロナウイルスはまだまだ分からないことが多いので、大きな不安が生まれ、それが広まっていくのです。

すると何が起こるかと言うと、
三つ目は、差別の感染です。
不安の元となるものを遠ざけようとして、関連するありとあらゆるものを差別し、忌避しようとするのです。

ですから、不安を解消するために正しい情報を得ることが特に大切です。
医療従事者は、一般の方よりも厳重な体制において、業務に携わっています。コロナウイルスへのリスク管理が徹底しているのです。 また、ウイルス感染症にかかった人も、検査が陰性になり、一定期間の検査を経て、もう大丈夫だという判定を得て戻って来るのです。 そのような情報を無視して、差別や偏見を撒き散らすというのは、 自己本位そのものです。

この三つの感染、どの感染が一番悲しいことなのか、どの感染が防ぐことができるのか、考えてもらいたいです。
止めよう 差別の感染
http://em-tr270.com/L90494/b300/110591