先日のオンラインレクチャー「自動車の安全装置」へのアンケート回答にこのようなものがありました。
・普段、教育の世界の知識にしか目を通さないのですが、このようなレクチャーを受け、知見が広がりました。ありがとうございました。 ・教育にとどまらず、広くテーマを提案してくださった渡辺先生に感謝します。
・今、毎日のように車に頼る生活なので、今日のはるさんのお話に身の引き締まる思いがいたしました。安全装置の進化は本当にありがたいです。うまく取り入れて、自分と周りの人を守りたいと思いました。
もちろん教育のテーマで、セミナーやレクチャーを開催した時も手応えがあると嬉しいですが、教育以外のテーマでもこのような回答をいただくと嬉しいです。
このレクチャー開催において、私のそもそもの動機は2年前の神奈川県茅ヶ崎市の交通事故へのいたたまれなさです。
それは、90歳の女性が運転する車が横断歩道で6人をはね、そのうち57歳の女性が死亡するという痛ましい事故です。
その時乗っていたのは、25年前に生産された日産・プリメーラだったのです。
25年も前に購入したであろうプリメーラを、このおばあさんはとても大切にしていました。
しかし、そんなことをしないで、安全装備のある最新式の車に買い換えていれば、事故は起こりませんでした。
ここは考え方を変えて、
「ものを大切にするより、最新の装備」
「 自分を過信せず、事故が最小になるように装備に頼る」
ようになってもらいたいのです。
そんな動機で、はるさんに頼みました。
自分の注意力・集中力を補ってくれる安全装備は、もうしばらく運転する必要がある私にとっては必需品です。
おそらく、自動車を使っている先生、そして家族が自動車を使っている先生も多いと思います。
ぜひ、自動車を選ぶ際には、少し値段が高くなりますが安全装置にも着目してください。
なお、付け足しのように言いますが、なかなか集中力・注意力が続かない子のために、補助する装備(環境・教材・アイテム・指導法等)も必需品です。