目標の達成をビー玉で示す

小さな目標を設定して、それに対してみんなで取り組んでいくことで、クラスをより前向きにすることができます。
そんな目標の達成を、見える化して示したのがトークライン2020年10月号の久野歩氏の実践です。

それは、低学年の先生や、幼稚園・保育園の先生には、もうおなじみの実践なのかもしれませんが、透明な入れ物の中に、目標を達成したらビー玉を入れて行っていっぱいになったら、ご褒美をもらえるという仕組みです。

久野氏は、小さな目標といっても当たり前のことで構わないと言って次のような例を挙げています。

・全校朝会の開始前に整列している
・清掃を協力して時間内に終わらせる
・全員で協力しイベントを成功させる

このようなことができたら、学級全体にその効果が波及することを狙って、クラス全員で達成したことを褒めていきます。

よく頑張って目標が達成されたら、ビー玉を入れます。久野氏の場合は、小さなビー玉二個か大きな六玉一個だそうです。

すると、だんだんビー玉がたまっていくのが見えます。自分たちががんばったことが目に見えてくるのです。

そして、 グラスがいっぱいになったらご褒美です。
久野氏の場合は、お楽しみ会をやることになっています。

1年生2年生向けの、とてもわかりやすい取り組みなだと思います。

教育トークライン2020年10月号
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