漢字テストが、クラス全員100点を目指して

漢字ドリルを使った漢字テスト。だいたい週一回ぐらいのペースで行われるのが普通でしょう。
その漢字テストが、クラス全員100点になったことはあるでしょうか。

もちろんクラス全員100点を目指して、毎回やるわけですが、中には漢字がなかなか覚えられない子もいて、全員100点というのはなかなかできるわけではありません。

しかし、このような漢字テストは練習方法を身につけ、漢字の覚え方に慣れてくると、みんな100点を取れるようになるものです。 とりわけ、漢字の教材として「あかねこ漢字スキル」を使っていれば、クラス平均95点以上はそんなに難しくはないというのが実感です。

ですが、全員100点というのは、大体2学期になって実現するというのが、私が担任していた頃の実態です。

そんな漢字テストでの全員100点を目指して、第1回目のテストに注力すると言うのが山本東矢氏です。
トークライン2020年2月号にそのことが書かれています。
そのポイントは、

「第1回目の漢字テストは、通常5日のサイクルで行うところを、8日ぐらいかける」

なのです。
私はこのような発想をしたことがなかったのでびっくりしました。

どうやるかと言うと、テストのための練習を多くするのです。
なるほどなぁと思いました。

学年の最初に、先生の言うことを聞いたら100点を取ることができたなら、先生を信用してもらえるという発想です。

このような考え方があることを、ちらっと頭に入れておいてください。