スーツ着て 向かった先は ディスプレイ

9/29、「これからサラリーマン川柳コンクール」の優秀作品が発表されました。
これは、一般的な「サラリーマン川柳コンクール」とは違って、来春に主催会社に入社予定の学生に募集していたものです。
ちなみに、主催会社は第一生命保険です。

今年は、新型コロナウイルス感染症対策で行われた「オンライン就活」に関するものがたくさん寄せられました。

いつもと違う就職活動を詠んでいて、同感できる川柳も多いです。
皆さんはいかがですか。

優秀作品
「スーツ着て 向かった先は ディスプレイ」(まい)
「WEB面接 盛れる角度で いざ行かん」(だいちゃん)
「WEBの時差 相づち代わりに 超笑顔」(牛タン)
「ピンポンと 面接中に 来訪者」(21年)
「Wi-Fiの 調子で決まるよ 人生が」(ぺり)
「面接中 「パパー(^^)」の声に 癒やされる」(大きな谷の住人)
「意気込んで Wi-Fi途切れ 固まった」(ほの)
「御社との 間に生じた ディスタンス」(きゅうり)
「マスクする 同期の顔が 皆同じ」(みー)
「革靴を 必死に磨いた コロナ前」(午後7時?)
「待ち遠しい 面接の向こうに ある御社」(きむちゃん)
「ウェブ面接 外で聞き耳 立てる親」(渚)
「面接で ママに呼ばれ 顔真っ赤」(フィルミーノ)

「スーツ着て 向かった先は ディスプレイ」が、心に響きました。
はじめのうち、オンラインのドレスコードがわからず、セミナー主催者側なのに、スーツを着ている者、ラフなポロシャツの者、バラバラでした。 そのうち、せめてセミナー主催者側のときは、えりがあるものにしようと、非常に大雑把なドレスコードになりました。

「ピンポンと 面接中に 来訪者」
私はピンポンではなく、電話がかかってきたことが2、3回あります。もちろん、電話には出ませんが、終わった後モヤモヤしてた気持ちになりました。