懐が深い?広い?

一昨日、昨日と「ストライクゾーンが広い」という言い方を使って、「色々なタイプの子を受容して活躍させる」先生について、メルマガを展開してきました。

実は、その「ストライクゾーンが広い」という解説をする際に、「懐が深い」という用例を使おうとして、「あれっ、懐が深い?、懐が広い?」と一瞬悩んでしまい、結局使うのをためらったのです。

ですから、今後の事も考えて、調べてみました。

結論から言うと、「懐が深い」が正しく、実際に多く使われているようですが、用例としては、「懐が広い」も使われているようなのです。

だいたい、懐ってもうイメージできないのではないかと思います。

懐とは和服を着た時に、胸のあたりに出来る空間のことです。もう、洋服しか着ない私たちにはあまり意味がよくわかりませんね。

懐が深いとは、胸のあたりにできる空間が深いことを転じて、包容力、度量、寛容力のあることを言います。

和服を着ていた際には、その懐にサイフを入れて外出したことから、懐がお金を意味するようになりました。

懐が暖かい→持っているお金が多いこと
懐が寂しい→持っているお金が少ないこと
懐を肥やす→賄賂をもらうこと

ぜひ、懐の深い先生になりましょう。