字の大きさ=説得力である

担任したクラスの子に、宿題として日記を課すことがありました。
実は、宿題として日記を課すことはかなりの決心が必要なのです。ですから、その決心をするのに、始業式から4月いっぱいかかって、5月にやっと日記を始めるということさえありました。

かなりの決心とは、出された日記に必ずコメントを書くということです。
子供達が日記を書く大きなモチベーションは、先生とのやり取りです。
もし、一生懸命日記を書いたのに、先生から何の返事もコメントもなかったとなったら、やる気がなくなりますよね。
ですから、日記を出しなさいと言ったからには、こちらも必ずコメントを書くと決めていました。

私は日記は、月曜日から金曜までの五日間提出させていました。その日のうちにコメントして、その日のうちに返すようにしていました。 コメントを書く時間は、だいたい給食を早く食べて、子供がまだ食べている時間に書いていました。

そんな「苦行?」の日記のコメント書きについて、祖父江開氏がサークル冊子にこのように書いています。

「ほぼ毎日日記にコメントを入れる。
プロッキー(黒)で、大きな字で書いて渡す。1ページ返事を書くこともある。太字ならすぐだ。
「字の大きさ=説得力である」
なお、ポイントを赤四角で囲んで返却することも多い。伝えたいメッセージは強調する。」

なるほどそういうやり方もあったかと思いました。
私は子供の子と混じるので、 黒ではなくて青(スラスラ書けるVコーンを使っていました。で書いていました。もちろん、少し大きめな子で書いていました。

日記のコメントは大きめに。
これってコメントをもらった印象が違いますよ。