やってはいけない叱り方「機嫌で叱る」

アンガーマネジメント協会の会長である安藤俊介氏の「叱り方の教科書」において、やってはいけない叱り方の筆頭が、「機嫌で叱る」です。

「機嫌で叱る」ということは、その日その時によって「叱る基準」が動いてしまうことです。
例えば10時集合とした時、上司に、ある日は10時ちょうどに行っても叱られなかったのに、ある日は10時ちょうどに行ったら「5分前集合が常識です。」が叱られるとします。 (そんなことありがちですよね。)
「叱る基準」が動いているのです。
これは、いわゆる「ブレブレ」ですね。

このようなことは、教室でも起こります。
例えば、休み時間から教室に戻ってくる時、ある時は遅れて教室に入ってきた子供に「しょうがないなぁ」という感じで苦笑いですましたとします。 ところが、またある時は、休み時間から遅れて教室に入ってきた子供に、きつく叱ってしまうのです。
こんな事やっていませんか。

このように、「叱る基準」がゆれ動くと、叱られる側は、叱る側を信用しなくなりますね。
指導する側への不信感がたまっていくのです。

こんな不信感がたまっていったら、子供が言うこと聞くわけがありません。
こうならないためにも、「叱る基準」を動かさずに、機嫌でなく、このような場合に叱るという「ルールで叱る」ことを徹底することが必要です。