つくば市の市議会選挙で、無名の女性候補が選挙につきものの街宣車や演説を全くやらずに当選しました。
そんなニュースを目にして、一体何をしたんだ?とその女性の選挙運動について想像してみましたが、とんと想像がつきませんでした。
その女性候補は、東大法学部卒で弁護士の川久保皆実さんです。
川久保さんはもちろん SNSを使った選挙活動を行いました。
二人の子供を育てている女性として、子育て支援の制度を支えていきたいと、 Facebook や Instagram、Twitter などで訴えました。 でもそれだけでは、他の候補もやっていますね。
川久保さんがやっていたのは、街頭演説の代わりに、なんとゴミ拾いだったのです。
演説の代わりにゴミ拾い。
選挙に立候補したことがわかるたすきをつけてゴミを拾う姿が、つくば市民の目に留まって、注目を浴びたのでした。
川久保さんはこんなこと言っています。
「告示から1週間の選挙運動期間中には、「街頭演説はしない代わりにゴミを拾います」と宣言しました。そして、名前入りの候補者タスキを付けて、市内の公園とペデストリアンデッキ(高架歩道)で、これまでと同じようにゴミ拾いをしました。その方が市民のためにも役に立つと思ったからです。
朝夕は人通りも多いですし、タスキをかけて何も言わず淡々とゴミ拾いをしている候補者なんて、皆さん見たことがないと思いますので、印象的ではあったでしょうね」
確かに黙ってゴミを拾いをしている候補者なんて見た事がありません。
黙ってゴミを拾っている姿は、きっと目を引いたと思います。
色々なやり方ができる。みんなと同じやり方でなくてもよい。
そんなことを考えさせてくれました。
子供たちに、「どうしたと思う?」と投げかけて、考えさせてもいいと思います。
SMART FRLASH
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