昨日、「休み時間を絶対に奪わない」ことが、子供の不平不満が取り除き、ストレスが減少させ、巡り巡ってトラブルが減少していくという「クラスの防火活動」について話をしました。
ですが、授業時間を延ばさないことは非常に難しいことです。
これは、先生が「もったいない」と思うとできません。
例えば、「あと3分あるから、もう1問できるかな?時間がもったいないな」と思った途端に、3分という時間に収まらないで、延ばしてしまうのです。
こういうしくじりをけっこうやってきましたので、授業時間が少し残っていても、早めに諦めることにしていました。
こういう時の決まったセリフは、以下のような感じです。
「みんなが一生懸命がんばって、問題がどんどん進んだので、2分早いのですが、算数の勉強はおしまいで、休み時間です。」
このように言うと、子供達は「わーい」と跳びはねて喜び、一目散に運動場に飛び出して行きます。
このセリフのキモは、「みんなががんばって」というところです。
「みんなが一生懸命勉強したから、授業時間が短くなった」という因果関係を、こじつけ?で伝えているわけです。
でも、がんばって短くなったっていうのは嬉しいことですし、この次もまたがんばろうと思うかもしれません。