席替えがしにくくなっているわけ

このごろはなかなか席替えがしにくくなっています。それは、特別支援を要するお子さんが目立つようになってきたからです。

元々、席替えは、学級経営の都合によってやっていました。
学級で共に暮していく中で、席替えをすることによって、たくさんの友達と接触するチャンスが増えます。
そのことによって、もっと仲間意識を育てていきたい、もっと仲良くなってもらいたいという願いを担任の先生はもっていました。

加えて、席替えは、1年に渡る学級生活の気分転換にもなります。ずっと同じ班で、ずっと同じ仲間と給食を食べていたら、飽きがきます。

しかし、学級経営でなく、授業ということに絞ると、席替えはあまり意味をもちません。
1年間同じ位置でかまわないわけです。
極端なことを言えば、ずっと出席番号順の席で授業をしていても、なんら問題はありません。

では、特別支援を要するお子さんがたくさんいるクラス、もしくは、少し乱れているクラスの場合は、どちらを優先させるかです。

この場合は、授業を優先させて、授業が安定する座席を教師が指定します。そして、それをずっと維持するわけです。
もし、運任せの席替えをして、不安定な状態に特別支援を要する子供らがなったら、授業が成立しなくなります。
それは、まずいです。

席替えしてあまりよいことが起こらないと予想されるときは、「座席は勉強のためです。ですから、一番勉強がやりやすい席を先生が決めます。」と言って、教師が座席を指定します。

席替えを楽しみにしているのはよくわかります。
ですが、こんな席替えがなかなかできない理由があるのです。