テスト直しの時、赤鉛筆以外の筆記用具を机の中にしまわせる

昨日に引き続き、テスト直しについてです。
テスト直しの時に使わせてはいけないものがあります。
それは、消しゴムと鉛筆です。

これは、わかりますよね。
子供が消しゴムで間違った答えを消して、正しい答えに直して家にテストを持ち帰ったら、「なんで、これバツになってるの?あってるじゃない。」と保護者に誤解されてしまいます。 そうならないために、消しゴムと鉛筆は使わずに、間違い直しは赤鉛筆でやらせます。

とはいえ、 普段の授業中からの癖で、ついつい子供達は筆箱(ペンケース)から消しゴムを取り出して、テストの間違ったところをゴシゴシと消します。 そんな時、「ちょっと待ったー」と声をかけても、後の祭りです。

ですから、テスト直しのルール(テスト直しは赤鉛筆で行う)が定着するまで、赤鉛筆を取り出した後、筆箱は机の中にしまわせるのがよいです。

さて、
このテスト直しに必要なのは、何と言っても正しい答えです。
教師が、いくら口頭で説明しても、なかなかわからない子にはわかりません。
手元に、正しい答えがありさえすれば、その正しい答えと比べて、自分の間違ったところを見つけ、納得して間違い直しをすることができます。 また、 答えがあれば、それを子供たちに配りさえすればよいので、先生の手間とストレスが減り、時間も短縮につながります。

この頃は、子供達に配布する答えがついてくるテストもあって、私はこの子供たちに優しいテストを採用していました。

テスト直し用の答えって、大切ですよね。