コーチングを受けていると、なんだかほっとした気持ちになります 。

コーチングを受けていると、なんだかほっとした気持ちになります。

いろいろな理由があると思うのですが、あれこれ、思いつくまま考えてみます。

まず、コーチングを受ける際に、「セットアップ」というものを行います。
これは、これからのコーチングにおける「取り決め」「ルール」などの合意形成です。

その中に、「守秘義務」というものがあります。コーチは、このセッションで聞いたこと・話されたことは他言しませんという義務です。 この「守秘義務」があるから、悩んでるけど、なかなか人に言えなかったことに対する障壁が低くなります。コーチには、遠慮なく話せます。

何でも話せるというのはいいですよね。普段、何でも話せる場面はなかなかありません。というか、ほとんどないですね。
職場においても、家族においても、親友においても、それぞれ話しにくいことがあります。

もう一つ、「コーチングの時間は私の時間で、どのようなことを話してもかまわない」というセットアップもあります。
このどのようなことを話しても構わないというのは、話が後ろ向きでもいいということです。
とかく、私達は前向きでなければならないと思い込んでいますから、後ろ向きでも愚痴っぽくなってもかまわないと言われると、心がゆるみ、ゆったりとします。

ここまで書いてきて思うことがあります。
それは、「アクノレッジメント=存在承認」です。
コーチは、私がうまくやっているか、がんばっているかどうかという評価軸でなく、私がここにいること自体を認めてくれるのです。

「うまくやっていようが、がんばっていようが関係なく、そのままの私をまず認めてくれる」

それがほっとする理由なのですね。

コーチングは存在承認からスタートします。
ほっとする瞬間はとっても大切です。