通知表の所見準備に音声入力を

通知表の所見を書く時に一番困るのは、いざ学期末に通知表を書く段になって、「その子が何をがんばってきたのか」、「力をつけたのは何か」、「印象的なできごとは何か」など、ちょっと思い出せないことがあることです。

情けないことですが、日々の授業でいっぱいいっぱいにやっていると、そんな子供の姿が抜け落ちてしまがちなのです。

日々、クラスの子ががんばったこと、優しい心遣いをしたことなどをメモしておけばよいのですが、なかなかそれができません。

そして、このでもやったことがある人なら分かるでしょうが、メモだけだと、それを書いた時に、いったい何に心が動かされたのか思い出せないことがあるのです。

でも、この頃は、そんな通知表所見に使える ICT があります。
それは、「音声入力」です。

トークライン2020年12月号に塩谷直大氏が書いています。
それは「Google ドキュメント」での音声入力です。
端末に向かって話したことがそのままテキスト入力されるのです。

ちなみに、今、このメルマガのラフスケッチを書く際も、音声入力を歩きながら書いています。

例えば、図工の作品を、放課後に見て、音声入力する。
例えば、専科の空き時間に、子供たちのノートを見ながら音声入力する。

そんなことが、今すぐできるのです。

ぜひ、行ってみましょう。
これ、やらないと、損ですよ。