あたたかい学級経営するために大切なこと

「教師の学びと成長サポート」FACEBOOKの部屋において、QAを週に2回ほど継続的に行っています。
「QA」を、「IF THEN」(もし〜だったら、〜する)トレーニングだと考えて、「シャドー学級経営?」しているからです。

事前に考えておけば、何も想定していない時に比べて、落ち着いて行動できるし、より効果的に対処できると思います。

さて、
こんな漠然としたQに答えてみました。
いかがでしょうか。
皆さんだったら、どうしますか?

Q 高学年、5年生担任です。
なかなか子供との関係をうまく作れません。あたたかい学級経営するために大切なことを教えてください。

A  簡単に答えられない問題ですね。
この質問においては、子供との信頼関係を作ることが、あたたかい学級を経営すること同義だと考えて、答えます。

子供との関係を「うまく」作れない原因として、子供との関係を作る手だての「量と質」が劣っているからだと考えてみます。

関係を作る手だての量というのは、例えば、声かけをするとか、日記にコメントを書くとかの量です。
これは、毎日声かけを全員にするとか、日記にコメントを毎日書き続けるとか、おしゃべりをするとか、そういうことの量を増やすのです。量というのは、この場合は回数です。 それを増やせば、子供との関係がきっと良くなると思います。

また、質については、5年生ですから、知的なことがらが良いです。
授業において、一人ひとりの子を認めていく、そんな関係の方が知的で高学年が受け入れやすいと思います。
また、日記においても、高学年らしい知的な褒め方や励まし方も大切です。

ぜひ、子供との関係の作り方の量と質を、もう一度見直してほしいです。