小学校6年生において、自分の住所が言えるのは71.6%

郵便事業株式会社による「手紙の認識度調査」が公開されています。
小学校2019年度
https://www.schoolpost.jp/pdf/tyosa_report2019.pdf
中学校2019年度
https://www.schoolpost.jp/pdf/tyosa_report_chu2019.pdf

これは、教師が授業時間に子供に質問したものを集計したものです。内容は、「郵便に対する基本的な知識」「手紙のやり取り経験」についてです。

これはかなりの衝撃でした。
郵便番号と住所についてのアンケート結果です。

「あなたの家の住所を正確に(番地、建物名まで)言えますか?」
小学校
1年生 15.3%
2年生 23.4%
3年生 36.4%
4年生 49.7%
5年生 62.7%
6年生 71.6%
中学校
1年生 75.9%
2年生 81.2%
3年生 87.0%

小学校6年生において、住所が言えるのは71.6%。
ということは3人に1人は言えないということです。

中学校3年生においても、13%の子は言えません。8人に1人くらいは言えないということです。

確かに、LINEなどのSNSを使えば、住所など知らなくても、相手とつながることができます。
これからは、「自分の住所はなんだっけ?」とマイナンバーカードのデータを見るようになるのかもしれません。

それでも、機会があるごとに、自分の住所を教えていってほしいです。大切な自分のデータだからです。

私は、夏休み前に暑中見舞いの書き方を教え、冬休み前に年賀状の書き方を教えるのが通例でした。
そこでは、必ず自分の住所がわからない子がいましたので、そのたびに「あなたの住所は〜〜だよ」と教えていました。

これから年賀状の季節。ぜひ、住所が言えるようにしていきましょう。