オンラインのコーチングも微笑みを忘れないで

オンラインでコーチングを受けていて、なぜか落ち着かない気持ちになってきました。コーチングを受けたというのに、苛立ちと言うか、心にささくれが出てきたようでした。

コーチングが終わってから、つらつら考えてみました。

そして、分かりました。
なぜ、落ち着かない気持ちになるかというと、目の前にずっとコーチの笑顔のない無表情な顔があり続けたからでした。

リアルの普通の状態だったら、その無表情な顔から視線を外したりすることもできるのですが、オンラインですと目の前に顔だけがありますから、そんなこともできません。 無表情な顔から逃げることができないのです。

その逃げる事のできなさが嫌な感じ、落ち着かない感じになって、コーチングが終わっても残っていたのです。

自分の心を突き詰めて見ると、コーチの無表情な顔から、応対している私の存在を承認しているというサインを感じることはできないのです。 承認ではなく、観察しているというサインを感じました。

「あなたはそれでよいのです。うまくいかなくても、弱くてもそれでよいのですよ。」
そんなありのままの自分を受け止めてくれる「存在承認」をずしりと感じるためには、相手に微笑みがなくてはいけません。
そう、お釈迦様の微笑みですね。

オンラインの仕事をやるときには、微笑んでいることは必須だと思いました。

今回のことは、反面教師だと思っています。

子供を相手にしていた教室では、ずっと笑顔でいるよう努めていました。
それと同様に、オンラインでも、「穏やかな笑顔」でいるよう心がけていきます。