学校関連で、グッドニュースが流れました。
それは35人学級が来年度から5年をかけて実施されることが閣議決定されたというニュースです。5年後は小学校のすべての学年で35人学級となるわけです。
35人学級になったら、具体的にはどうなるか。
70人の学年だったら、2クラス。35人と35人です。
71人の学年になったら、3クラス。24人と24人と23人になるのです。
私は24人というクラスを担任したことありますか、机の列が3列ですみます。机と机が開いて、通りやすいことこの上ありません。
逆に、6年生で40人学級、4年生で45人学級を経験したことがあります。
こうなると、教室はぎゅうぎゅう詰めです。通り道を確保するのが精一杯です。
諸手をあげて、35人学級に賛成、大歓迎です。
とにかく、人数が少ないほうが「余裕」があります。
テストの丸つけ。プリントの配布。通知表の記入・・・。
作業時間が短くなります。
一つ一つの作業時間の違いは、そんなに多くはないかもしれませんが、そのわずかな時間の蓄積は、年間にすると膨大なものになります。
こういった余裕というのは非常に大切なことで、余裕があるから問題に対応できる、ちょっとした子供の変化に気づくこともできるのです。