デジタル化でよかったこと「緊急連絡網がなくなった」

昨日紹介した「小学校で「デジタル化してよかった」と感じた部分は?」アンケートの第2位です。

それは何かというと、

「緊急連絡網がなくなった」

ということです。

運動会の中止の連絡とか、台風でお迎えが必要とか休校になるとか、というときクラスの連絡網を使って連絡が行われてきました。

しかし、 一斉メールになって、同時に情報が届くようになってよかったという声が多数寄せられました。

横浜市の教員だった私にとっては、「まだ緊急連絡網を使っている学校があるのだ」という思いが強いです。

スマホによるメールが普及したのは、ここ5年くらいでしょうか。
私の勤務校では、一斉メールが使えることが分かって、すぐに切り替えました。緊急連絡網も必要がなくなり、自然消滅していきました。

この一斉メールは、学校にとっても使い勝手は良くて、全校だけでなく、各学年やクラスごとにもメールを発信することができます。 ですから、学年ごとに連絡を入れたり、極端な場合は、あるクラスだけに持ち物の連絡をメールすることができるのです。

近頃は、自宅の電話番号を知らせることは嫌がられます。
また、緊急連絡網においては、連絡途中で保護者が留守で、その家を飛ばして次に回さなくてはならないなど、非常に効率が悪かったのです。 もともと、連絡を保護者に担わせること自体が本来的ではなかったのです。

もし、まだ緊急連絡網があるのでしたら、ぜひ一斉メールをすぐにでも導入しましょう。