難聴の子がクラスにいたら

こんな記事をTwitterで見かけました。

娘が学校の聴力検査で引っかかりました。話を聞くと私たち両親に心配かけない様言わなかったが、幼稚園の頃から聞こえていない事が沢山あって困っていたとのこと。 涙が止まりませんでした。 
私が今からすべき事、してはならない事をどうか教えて下さい。Twitter初心者です。失礼あればすみません。

この記事だけだと、どのくらい聞こえづらいのかわかりません。
ですが、困るくらいなので、きっと軽度難聴と診断されるくらいの聞こえづらさだと思います。

教師としてできることは、まず、席の配置です。
座席は、もちろん教室の前ですが、左右どちらの耳が聞こえづらいのか、聞こえる方の耳はどちらかによって、窓側・廊下側のどちらに席替えした方がよいか判断します。

次は、聞き取りにくくなる雑音を減らすために、教室内の椅子(できれば机も)の脚すべてに、テニスボールをつけます。
これで、劇的に騒音が減ります。
静かさが格段に違いますので、難聴の子だけでなく、クラスの子全員に良い影響が出ると思います。

あとは、クラスの子に配慮・協力を求めます。
「耳が悪くて、小さな声で話されるとよく聞こえない」ということを、クラスの子みんなに伝えるのです。
これは、一斉学習だけでなく、グループ学習や一緒に遊んでいるときにも配慮してほしいと伝えるのです。

そして、補聴器を使うようになったら、またそれも公表して、クラスの子みんなに協力を得るようにしていきます。

もし、難聴の子を担任したら、教師としてできることを、すべてやっていきましょう。