林真理子氏の「野心のすすめ」を読みました。
この本で、林真理子氏は、あの有名な言葉を述べているのです。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
この言葉は心に刺さります。
林真理子氏は、ADHD 傾向と言うか、衝動性が強い、とにかく思い立ったらすぐにやってしまう、そんな行動様式を常にとっています。 ですから、この言葉通りに「やってしまった」事ばかりだと思います。
しかし、それでも、ためらって動き出せなかい後悔があって、この言葉をエネルギーにして動いてきたのだと思うのです。
私もスケールが小さいかもしれませんが、「これやってみたい」と思うことは、できる限りやってみたいと思います。
振り返って、私の教師生活でも、それなりにやってみたいと思うことはやってきたと思います。
ただ、やってしまった後悔がなかなか小さくならないのですね。
さて、この本のテーマは「野心」です。この野心は、活動することのエネルギーと言い換えてもいいと思います。
それを、もっとためらいなく吐き出せと林真理子氏は言っています。
あまりに小さくまとまってしまって、それをエネルギーを吐き出すことなく、そのうち年を取ってしまう。
今のままでいい、現状維持でいいと思っていたら、あっという間に10年20年経ってしまう。
そんな惨めなイメージを思い浮かべられるかどうか、それが結節点だと思います。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
ぜひ、秘めやかな「野心」をもって、この1年を送っていきましょう。