「まつしたじゅんじ」氏が書いた「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本がおもしろく、また、ためになります。
ちょっとした事なのですが、「そうだ。そうだ。」と心の中で頷いています。
「ぼくも、おねがいがあります。
けんかした子と向かい合わせにして、はなしをきくのはやめてください。
よけい、こうふんします。
だから、となりどおしにしてください。
すわらせてください。」
確かに立たせたまま、喧嘩した子達に話を聞くと、その子達は落ち着きませんね。立たせたままだと気持ちが高ぶったままです。
座らせれば、少し落ち着きます。
また、子供同士を向かい合わせにはしません。
私と子供二人は向かい合わせになりますが、子供同士は向かい合わせにはならないようにしていました。
このような状況では、比喩的に言うと、「間接話法」を使っていたのです。ワンクッション置いて話させることによって、興奮を納めていきます。
「コラとかオイ!とかって怒鳴られるのは本当にうんざり。
でも、どんだけ怒鳴られてもいやにならない言葉があるの。
なんだと思う?
プン!
なぜか、うれしくなっちゃう。
まほうのおこりことば。」
そうですね。
「もう先生は怒った!プンだ!」
なんて言って叱ったら、怒りの感情はどっかにいっちゃいますね。
「ぼく、わたしのトリセツ」
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