教育トークライン2021年1月号のグラビアページに井戸砂織氏がこのように書いています。
「私は、子供の時にいつも何かに熱中していた。虫とり、将棋、ドッジボール、係活動(花係や新聞係)など。今振り返っても、熱中できるものがあったのは幸せなことだった。(中略)教室の中で、日々、それぞれの子どもが熱中できることを作りたいと思っている。」
そして、 グラビアにおいて、けん玉、コマ、数百冊の本、百人一首、カルタ、なわ跳び、チャレランの道具などを紹介しているのです。
向山洋一氏が、伸びる子の四つのタイプを提唱しています。
それは、
1 ていねいな子
2 まじめな子
3 挑戦する子
4 最後までやる子
です。
ところで、井戸氏が目指している「熱中すること」は、このうちの「挑戦する子」を育てることに通じています。
子供たちは熱中することを通して、挑戦する楽しさを味わいます。
その熱中体験は、挑戦心を養うのです。
確かに、井戸学級ほど、たくさんのグッズを教室に持ち込むことは、なかなかできないと思います。
それでも、学級のグッズを参考にして、それぞれの子が熱中できることがもてるようなクラスを出してほしいです。
やんちゃ君がきっとイキイキすると思います。
教育トークライン2021年1月号
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29