子供達の方がデジタルディバイスに慣れるのは早い

私の首謀する教育サークルの冊子「いぶき」に、1年生担任の清水麻美氏が、デジタルデバイスについて書いていて、全く同感だと頷きました。

各学校には本年度中に、一人一台のデジタルデバイスが配布されることになっています。
早い遅いはあれ配布されれば、結局は、主に担任の先生を通じて、取り扱うことになっていきます。
また、配布された以上、活用しなければ意味がありません。

清水氏は、このように言っています。

「いよいよ子どもたちに1 人1 台のiPadが支給される。横浜市では、ロイロノートが取り入れられた。低学年であっても授業の中で使い込んで慣れさせていきたい。
先日、試しに教室やってみたところ、子どもたちの吸収力には正直舌を巻いた。私自身がまだ使い慣れていないところ、子供たちは、遊び感覚で使いこなし、互いに教え合って、新しい機能もマスターしていた。これをうまく利用して、学習の復習にも取り入れたい。 個別に対応した学習がこれまで以上にやりやすくなる。」

それでも、先生によっては、デジタルデバイスの取り扱いに得手不得手があることを承知しています。

ですが、 先生の得手不得手に関係なく、子供達の方がこのようなデジタルディバイスに慣れるのは早いです。

最低限の電源のオンオフの仕方、困った時にどうするか(挙手したり、教師に声をかけるなど)、優しく取り扱うことをざっくり教えたら、やさしいゲームやアプリを教えてあげてほしいです。

そうすると、子供達は、教師の知らないうちに自分たちで探索して使い方をマスターしていきます。
そして、不思議なことに、清水氏も書いてるように、情報の共有・交流が自然にできていくのです。そう、教え合いや助け合いが自然に行われるのです。

デジタルデバイスを怖がらずに、「遊び道具」だと思って子供たちにたくさん触らせてください。