授業で発問をして、そのまんまという先生がいます。
例えば、
「筆者の考えが書かれているのは、何段落だろうか?」
と発問して、それっきりなのです。
これでは、子供はいったい何もしたらよいかわかりません。どう答えたら良いか分からないのです。
・ハイと手を挙げてよいのか
・「2段落」と口にしてよいのか
・ノートに答えを書くか
・・・
一瞬、子供の心の中に疑念が生じます。… 続きを読む
授業で発問をして、そのまんまという先生がいます。
例えば、
「筆者の考えが書かれているのは、何段落だろうか?」
と発問して、それっきりなのです。
これでは、子供はいったい何もしたらよいかわかりません。どう答えたら良いか分からないのです。
・ハイと手を挙げてよいのか
・「2段落」と口にしてよいのか
・ノートに答えを書くか
・・・
一瞬、子供の心の中に疑念が生じます。… 続きを読む
「取り締まりをやめよう」という観点を、様々な場面で当てはめることができると思いました。
教師が「こうあってほしい。こうあるべきだ」と考えることがある場面では、必ず現れる子供の見方だと思います。
そうですね。
特に現れると思うのが、掃除当番とか給食当番とかの当番活動においてです。
例えば、掃除当番を見る場面になったら、先生方はどう子供を見ようとするでしょうか。
「サボってる子がいないか、見つけようとする」
「がんばっている子はいないか、見つけようとする」
どちらですか。
これは、わずかでも、サボってる子はいないかという子供の見方をしていると思います。
そして、それが取り締まりの観点なのです。… 続きを読む
コーチングでは、考えたいテーマをクライアントさんが提示して始まりますが、どうも「そのテーマについてだけ考えればよい」というものでもなさそうです。
私は、先生を相手に、クラスの問題をテーマにしてコーチングをしたことが、何度となくりあります。
私は元教師ですので、先生向けにクライアント募集をかけてもいますので、先生相手のセッションも多く、経験値も高いのです。
そのテーマですが、先生たちが担任しているクラスのことがあります。
例えば、クラスのある子に手を焼いていて、信頼関係が作れていない。
例えば、自分のクラスはなんだか元気がない、沈んでる感じがする。
そんなテーマなのです。
しかし、私は、そのようなテーマを解決するには、二つの方向で考えなければならないと思っています。
というか、コーチングしていると二つのことを考えざるを得ないのです。
例えば、クラスのある子と反りが合わないとしましょう。先生に少しばかり反発するようにもなってしまいました。… 続きを読む