「カウントダウンカレンダー」で別れの意識をもたせる

冬の教え方セミナーでの講座に、カウントダウンカレンダーについてふれたものがありました。

このカウントダウンカレンダーを使うと、「別れの意識」をじわじわと子供達にもってもらうことができます。

作り方はこんな感じ。

1 カウントダウンカレンダーに載せること
・日付
・卒業・修了式まであと何日
・名前
・メッセージ(友だちやクラスに感謝する「ありがとう」という言葉を入れることを伝えます)
・(それらしい)イラスト

2 カウントダウンカレンダーの書き方
・クラスの子の人数分の枚数を書くので、その人数分の日数前に書いておくこと(学校に来る日の数です。)
・日を選んで書かかせます。
・A4カラーコピー用紙を数色用意して、選ばせます。
・一度完成させて、教師がまとめて保管しておきます。
とにかく、一度完成させて教師の手元に置く方がよいです。その方が忘れることがありません。
・ただし、申し出があったら、加筆・修正させます。
カウントダウンカレンダーの取り組みが始まると、あれも書いておけばよかった、あんなこと書かなければよかったという子が出てきます。

3 カウントダウンカレンダーの取り扱い方
・朝の会で、毎日、書いた子に読み上げさせます。
・すぐ、廊下に掲示します。

しだいに、廊下にカウントダウンカレンダーが掲示されていき、最後には、ずらっと並ぶ光景は、とっても別れにふさわしい光景だと思っています。