「サイレントゲーム」=「ジェスチャーゲーム」

昨日紹介した「震源地ゲーム」を、冬の教え方セミナーで野村尚也氏が、コロナ禍でもできるゲームとして紹介していました。
野村氏は、この他にも、現在のコロナウイルス対応の状況下にふさわしいゲームを紹介しています。

その一つが「サイレントゲーム」です。
あまりにも「そのまんま」なネーミングですが、実質は「ジェスチャーゲーム」です。

普通のジャスチャーゲームは、
・お題を出す人
・演じる人
・当てる人
の3つの役割があるのですが、野村氏が実際に1年生のクラスで行ったのは「お題を出す人」と「演じる人」が同一のものでした。

また、一般にお題は、子供向けだったら、
・何の動物でしょうか?
・どんなスポーツをしているのでしょうか?
・何の楽器でしょうか?
・何のアニメでしょうか?
のようなものがふさわしいのですが、今回、野村氏が紹介したのは、「何の動きをしているのか当てる」というものでした。

例えば、
・「これは何でしょう?」
(バットを振る動き)をする。
・子「野球」
・正解!
となります。

最初は、
「けん玉」をやってみせると野村氏は言っていました。
皆さんだったら、1年生相手に何をやってみせますか?
体育の動き(サッカーとか)や音楽の動き(鍵盤ハーモニカやたいことか)、生活科で遊んだもの(コマまわしとか)がわかりやすいですね。

私だったら、けっこうトリビアルなものもやってみたいです。
例えば、「計算間違えを消しゴムで消そうとしているのに、なかなか消えないで困っている」なんて。

野村氏も、「おいおい」というネタを紹介しています。
それは、「伸脚」のポーズをやってみせ、子供たちが「準備体操」「体操」「ダンス」などというのを「全然違います!」と否定しておいて、最後にこんな答えを言うのです。 「加盟ライダーキック!」

こんな「ひっかけた」?問題に子供たちは食いついてくると言います。

こうなれば、子供たちに問題をまかせてもだいじょうぶです。
ぜひ、シンプルなゲームですが、楽しんでやってほしいです。