主に算数や国語の答え合わせにおいて、先生が答えを言って、子供に自分で丸付けをさせることがあります。
その際、ちょっとしたことで子供に聞き逃しをさせないやり方を、山本東矢氏に教えてもらいました。
私も含めて皆さんやっているのですが、そんなに意識したことがないので、私はハッとしました。
それは、
「子供に答えを繰り返させる」
ということです。
例えば、
6×4 という問題の場合。
「6×4=24」と教師が言いますね。
でも、そのまま丸をつけさせては、聞き漏らす子がいる心配があります。
ですから、その後に、子供に「6×4=24」か「24」と言わせるのです。
教師「6×4=24」
子供「6×4=24」か「24」
となります。
例えば、
「56」という答えの場合。
教師「3番 56」
子供「56」
となります。
こうすれば、うっかり聞き漏らしをしても、他の多くの子がくり返し答えを言ってくれるのでだいじょうぶです。
きっと、何も言わずにいるときと比べて、テンポよく丸つけが進むと思います。
先生と子供の掛け合いみたいになるからです。
ぜひ、この一手間をかけてみてください。