病院の看護師さんたちが笑顔で働く職場ほど、患者さんの治癒率が高いと言います。
これは、なんだか非常にうなずけることだと思います。
笑顔によって引き起こされる免疫力アップ効果、ストレス軽減による交感神経副交感神経のバランスの正常化などなど、色々なことが起こるのだと思います。
さて、そんな笑顔の治療効果?を耳にして、こんな意識をもった先生がいました。
「笑顔で治療!笑顔の注射!」
松下隼司氏です。
笑顔を意識して、皆さんはも授業をしていると思います。
ですが、子供の前に立つと、ついついその意識を忘れてしまい、無表情なしかめっ面でいることはないでしょうか。
私は度々ありました。
松下氏も、そのようなことがあったのですが、この「笑顔で治療!笑顔の注射!」の意識をもって授業をすることで変わったと言います。
松下氏はこう言います。
「特に荒れた子供には、「この子にはぶっとい注射や」と思って笑顔を向けました。」
「敏感な子供には、「そっと優しく笑顔の注射をしよう」と心がけました。」
「大変な子供が多いクラスを担任した時は、「笑顔注射の乱れ撃ち」と大人気の内科医気分でした。」
もちろんこのことを口にするわけではありません。心の中で「笑顔注射だ!」とつぶやきながら、たっぷりの笑顔をするわけです。
いやいや、これって教室の中でだけでなく、生活の中で使ってみたいです。