卒業電報を打つ

小学校では、今週末から来週の初めにかけて、卒業式が予定されている学校が多いのかと思います。

実は、私が1年生の時に担任した子達が、この春、卒業なのです。

ところが、コロナウイルス感染症対策として、卒業式に参加できるのは、卒業生と在校生のうちの5年生、そして、教職員だけになってしまいました。

最後まで参加できないかなと、淡い期待を抱いていたのですが、緊急事態宣言が延長されてそれも見事に壊れました。

保護者も参加できないのであれば、仕方ありません。
とにかく、行くことができないので、急遽、電報を届けることにしました。

久しく、電報を打っていません。
電報を打ったのは、 いつだったけ?と辿っていくと、一番最後に卒業生を担任して3年後、その子達の中学校の卒業式に際して、送った時以来です。 それは、もう7年も前になります。

とにかく、仕事でも生活でも、電報を使う場面はほとんどないので、どうすればよいのか皆目見当がつきましせん。
それでも、WEBで調べ調べ、なんとかお祝いの電報を打つことができました。

ずっとやりとりを続けている子の今年の年賀状には、

「先生、卒業式に来てね」

と書いてあったのですが、それも叶いません。

でも、彼らの行く手に、幸多きことを「全集中の呼吸」で祈りたいです。