昨日の話題である谷和樹氏の「教師のベーシックスキル7」の続きです。
教師のベーシックスキルの項目は、以下の通りでした。
1 笑顔
2 声
3 目線
4 立ち位置
5 リズムテンポ
6 対応と応答
7 作業指示
です。
今日は、このうちの「立ち位置」について。
そもそも、「立ち位置」は、教室のどこに立つのが基本とされるのでしょうか。
もちろん、子供たちの真正面に立つのが基本ですね。
国会での演説と一緒のイメージです。
しかし、
ずっと真正面にいては、授業になりません。それでは、授業ではなく講義になってしまいます。
だいたい、ずっと真正面にいては、子供達から黒板が見えません。
私は、子供たちの真正面に立って話してから、子供たちから黒板が見えるように、向かって左側にずれるように立っていました。
次に、止まっていたほうがよいのか、動いた方がよいのか、です。
もちろん、これは、ずっと止まっていてもダメだし、ずっと動いてるのもダメです。
ただ、この止まる・動くのどちらが多いかというと、個人の癖があります。
私はと言えば、そんなに動くタイプでありません。
丘の上に立って、子供たちを見ているようなイメージですね。
黒板の真正面で指示した後、先程言ったように、すっと少し左にずれた場所に移動して、そこからずっと子供たちを見守っていました。 もちろん、動きがないのわけではありませんですが、基本的にはその場所を動かないタイプでした。
もちろん、少しせわしなく?動き回るタイプの先生もいます。
ただし、あまり子供の中に入っていくと、返って子供の集中が途切れることがあるので気をつけてください。