新学期が始まっての三日間=黄金の三日間に作り上げる学級のきまりごと・ルールは、様々なことがあります。
ざっと並べてみます。
・提出物、朝の過ごし方、朝学習の仕方
・朝の会、健康観察・返事の仕方
・掃除当番・給食当番、一人一役の当番、係活動
・プリントの配布の仕方
・連絡帳の書き方
・休み時間の過ごし方
・ゴミの捨て方、靴の揃え方
・金曜日の持ち帰り(上履き袋・体育着など)
一般には、掃除当番・給食当番や係以外のことは意識せず、その場面になったら決めていた先生が多いのではないでしょうか。
ですが、事前にこのようなことをできる限りあげておいて、その一つ一つにこうやろうというルールの構想を考えておくと、その場になって慌てることがありません。
もちろん、子供達の側にも、こうあってほしい・こうあるべきだというルールの構想はあります。
それは、前のクラスのルールです。
ですから、一方的に「こうやってください」「こうします」とルールを押し付けると子供達に反発を受けることがあります。
子供たちの声を聞く必要があるのです。
それは、
「元1組はどうやっていましたか」
「元2組はどうやっていましたか」
「元3組はどうやっていましたか」
と、前のクラスのルールを聞くのです。
こうした上で、「このクラスはこういうルールにしましょう」と言えば、子供たちの側に不満があまり残りません。
ぜひ、昨年のクラスのルールを聞いてから、ルールを決めましょう。