神経伝達物質を出させよう

新学期、新しいクラスには、発達障害で支援の必要な子どもたちが、必ず一定数いることを忘れてはなりません。
そんな子供達にも、十全に健やかに成長してもらうためには、 その子の特性をつかんで、その特性に合わせた指導が必要になってきます。

どんな特性かというと、

・集中が続かない
・離席しがちである

・キレやすい
・手や足がすぐに出る

・おどおどしている
・極度に自信がない

・やる気が見られない
・ノートを書かない

などなどなど、ある傾向はあるものの、ほんと様々です。

では、その子の特性に合わせた指導とは、どのような指導であるべきでしょうか。
その一つの指標として、学習意欲に関連する脳の「神経伝達物質」を、その子の特性に合わせて出させる指導をすることがあります。

代表的な「神経伝達物質」は3種類ですね。
ご存知のように、
・ドーパミン
・セレトニン
・ノルアドレナリン
です。

その一つ一つの特性・役割は、ざっくり以下の通りなのです。

・ドーパミン
集中力や行動抑止力を高める

・セレトニン
安心感や癒し感を醸し出す

・ノルアドレナリン
意欲や注意力を高める

このような神経伝達物質を出させていけば、その子のやる気を引き出したり、安心させたりすることができます。

ぜひ、そんな神経伝達物質を出させるテクニックを身につけてもらいたいです。