ドーパミン5 セレトニン5 ノルアドレナリン5

昨日、「神経伝達物質」を出させて、発達障害の子のような特性のある子の心や行動をよりよい方向に促したいという話をしました。

その「神経伝達物質」の特性・役割は以下の通りです。

・ドーパミン
集中力や行動抑止力を高める

・セレトニン
安心感や癒し感を醸し出す

・ノルアドレナリン
意欲や注意力を高める

では、教師がどのような行為をすれば、このような「神経伝達物質」が子供達の脳の中に生まれるのでしょうか。

それは、おおむね次のような教師の行為です。
平山諭氏が、身につけるべき授業スキルとして示しています。

ドーパミン5
1運動(作業)を取り入れる
2変化をつける
3高得点を与える(ほめる)
4見通しを示す
5目的を伝え、挑戦させる

セロトニン5
1見つめる
2ほほえむ
3話しかける
4ほめる
5さわる

ノルアドレナリン5
1時間を制限する。
2指示する
3指名する
4待たせる
5そばに行く

この中のノルアドレナリンは、緊張状態で分泌する神経伝達物質です。
注意力、意欲、生存に関わる緊張型の物質なのです。

ですから、子供にかなりの緊張を強いるので、最終的には相手が不愉快にならないような終わり方(心地よくなるよう、褒めて終わる)をするように気を付けていきます。

また、短い時間にとどめておきたいです。