昨日は、「神経伝達物質」のノルアドレナリン5について説明しました。
残るセレトニン5とドーパミン5についても、説明していきます。
まずは、セレトニン5。
教師は、セレトニンをを出させる授業行為をすることによって、子供の安心感や癒やし感を高めることができます。
それは、例えば、「おどおどしている」「極度に自信がない」子に対して有効なのです。
以下が、平山諭氏が提唱する「セレトニン5」です。
1 見つめる
2 微笑む
3 話しかける
4 ほめる
5 触る
1 見つめる
優しく見つめると安心感を与えることができます。
ただし、ずっと見つめている必要はありません。子供がこちらを見てきた時に、見つめ返しましょう。
2 微笑む
微笑んでいる人は攻撃はしません。
穏やかな微笑みは、安心感を醸し出します。
ぜひ、歯が少し見えるくらい微笑みましょう。
3 話しかける
不安そうな心もちでいる子、困っている子に話しかけましょう。そして、その子とやり取りをしながら、「そうだね」「大丈夫だよ」「そうそう」などの安心感をもたらす言葉を伝えていきます。
4 ほめる
ほめることで、子供に自信をつけさせることができます。
この時、結果だけでなくて、がんばって努力している過程・状態をほめるようにします。こうすることで、がんばろうという動機付けを強めることができます。
5 触る
体にそっと触れることで、安心感を与えることができます。
握手やハイタッチ、背中に手のひらを置くことが有効です。
以上、セロトニン5です。
ぜひ、使いこなしてください。