一昨日、昨日と、学研教育総合研究所の「小学生白書」から、小学生の傾向を紹介してきました。
今日も続けて、「自由に使える通信機器」について紹介します。
「小学生白書」2020年8月調査
https://em-tr270.com/L90494/b300/113151
この調査において、「自由に使える通信機器」という条件は二つあって、一つは「家庭で自由に使える通信機器」で、もう一つは「子供専用で自由に使える」という条件です。
家庭で自由に使える通信機器のランキングは、次の通りです。
1位「パソコン」32.2%
2位「ゲーム機」27.8%
3位「タブレット」26.8%
前回(2019年調査)では、
1位「タブレット」25.8%
2位「ゲーム機」25.5%
3位「パソコン」25.4%
だったのが、この1年でパソコンが急増していることがわかります。
これは、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるオンライン学習や、オンラインによる学校とのやりとりが始まって、パソコンを普及させたのだと思います。 やはり、タブレットではなく、ディスプレイが大きく、キーボードがあって、プリンターにつなげるパソコンの方が利便性が高いと判断されたのです。
一方、
子供専用の通信機器のランキングは以下の通りです。
1位「ゲーム機」22.8%
2位「スマートフォン」13.8%
3位「タブレット」12.7%
この順位は、2019年も変わりません。
私にとって、意外?だったのは、家庭で自由に使えるゲーム機と子供専用のゲーム機を合わせても、48.3%にしかならないことでした。 これは、ゲーム機が家にない子供が半数以上だということです。
私は、勝手に、ほとんどの家にゲーム機があるように思い込んでいました。
皆さんは、このデータを見てどう感じますか。