朝ウォーキングをしていると、低く・鋭く飛んでいく鳥を目にしました。
ツバメです。
久しぶりのツバメでした。
私の住んでいる地域は、人が多く車が行き交う地域ですが、以前は、けっこうツバメの姿を見ました。
ツバメの姿を見ると、「ああ5月になったんだなあ。春から夏に向かうなあ。」と思ったものでした。
また、勤務していた学校の職員玄関には、毎年巣が作られて、クラスの子達と見に行ったことを思い出します。
このツバメ、 実は「生物季節観測」の対象でした。
「でした」というのは、昨年の11月に、2021年から「動物」の観測を完全に廃止すると気象庁が発表したからです。
確かに、近年、都市化などの影響もあって観測対象とする動・植物が少なくなってきていると思います。
ウグイスの鳴き声や、アマガエルの鳴き声、ヒグラシの鳴き声はほとんど聞かなくなりました。
でも、まだまだ、「0」になったわけではありません。
子供たちに、声をかけて意識させれば、それらの動物(昆虫)を目にすることができるかもしれません。
「ツバメが巣をかける家は縁起が良い、幸せになれる」と、昔からの言い伝えがあります。
そのことも合わせて、ぜひ、ツバメの姿を見つけられるよう、子供に声をかけてほしいです。