こだわり行動のアセスメントと対応2

機能、自閉スペクトラム症の子のこだわり行動のうち、小嶋悠紀氏の分類による
・ファンタジーに没頭するタイプ
・こだわりで動けないタイプ
について述べました。

今日は、残りの2タイプについて述べていきます。

1つ目は、
こだわりに没頭するタイプ。
これは、こだわったことをやめられないタイプです。
一度こだわると切り替えができず、他の子が違う課題に行っても、ずっと前の課題をやっています。
このような子も担任したことがありますが、早くみんなと同じ課題に復帰?してほしくてやきもきした気持ちを思い出します。… 続きを読む

こだわり行動のアセスメントと対応1

自閉スペクトラム症の子のこだわり行動は、教師を悩ませます。
何にこだわっているのかわからなかったり、はたまた、そのこだわりをどう抜け出させるのかわからなかったりします。

教育トークライン2021年7月号において、そんな「こだわり行動のアセスメントと対応」について小嶋悠紀氏が書いています。

小嶋氏は、こだわり行動を四つに分類しているのですが、今日はその中の2つを紹介します。

まず、
ファンタジーに没頭するタイプ。
独り言を言っていたり、何かのアニメのセリフを言っていたりします。
私は、独り言のタイプの子を担任したことがあります。
自分の世界で夢の中で遊んでるのです。

このタイプへの対応を、小嶋氏は、このように書いています。… 続きを読む

オンラインレクチャー「教職大学院での学び・研究」の内容紹介

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

6/27(日)20:00〜 のオンラインレクチャーのご案内をしたところ、申し込みが続々とあって、嬉しい思いです。

その「教職大学院での学び・研究」がテーマのレクチャーですが、講師の小塚祐爾先生に、もう少し詳しくレクチャーの内容を教えてほしいと申し出たら、次のように答えてくれました。

「自己肯定感と自己有用感では、「自分はできる」という自己肯定感だけでなく「自分は役に立っている」という自己有用感も育てる必要がある、そのためには「褒める」だけでなく「認める」教師の腕も必要だという話をします。

学校のカリキュラムマネジメントでは、そもそも、カリキュラムマネジメントとは何かという話から、学校の教育目標の必要性、それに対する学校評価のあり方が、学校を本当によくしていく、本当のチームにしていく、という話です。

社会科グラフの読解の基本は、折れ線グラフや棒グラフの基本的な読み方、社会科と算数のグラフ指導の違いは何か、円グラフや帯グラフの指導はどうしていくべきか、についてお伝えいたします。」

私のレベルアップマガジンの読者なら、無料という設定になっておりますので、ぜひ、一緒に学んでいただきたいと思います。

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