俳句と川柳の違い

第一生命保険は、毎年恒例となっている「サラリーマン川柳コンクール」の上位10句を発表しました。

川柳は学校で教えませんが、元は俳諧から生まれたものです。
ですから、機会があるなら、その違いについてふれておくとよいと思います。

その違いは、形式の面で言うと、「季語」のあるなしです。
俳句には「季語」が必要ですが、川柳では特に必要ないのです。

加えて、内容の面から言うと、季語が必須の俳句では、自然が主な題材となりますが、川柳では主な題材として「人」が取り上げられます。

そんな俳句との違いの面から、今年の上位10位を見てみてくださいね。

1 会社へは 来るなと上司 … 続きを読む

コロナ禍での学校行事の実施を保護者はどう考えているか

このコロナ禍で、学校行事が相次いで中止になっています。
それでも、昨年度は中止していたけれども、本年度は中止ではなく、縮小したり実施形態を変えたりして、学校行事を実施する予定だという学校が、(私の耳にする限りでは)多くなった気がします。

この学校行事の中止または実施について、保護者はどのような思いをもっているのでしょうか。

スタジオアリスは、全国の小学生の子どもを持つ保護者500名を対象に「学校生活と行事に関する調査」を実施しました。
その中に、

「親として、コロナ禍で学校行事を実施することについて賛成か反対か」

という調査がありました。

これ、賛成・反対どちらが多かったと思いますか?
これは、以下のような結果になったのです。

「賛成する(14.0%)」… 続きを読む

「スマホを操作できるか」を混雑率の目安に

昨日、「単位量あたりの大きさ」、いわゆる「混み具合」の単元に関連させて、列車の「混雑率」を話題にしました。
列車の混雑率とは、「混み具合」です。

「100%」=定員乗車。座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。

この100%を基準として、だんだん混雑していく目安が、次のように示されていました。

「150%」=肩が触れ合う程度で、新聞は楽に読める。
「180%」=体が触れ合うが、新聞は読める。
「200%」=体が触れ合い、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌なら何とか読める。
「250%」=電車が揺れるたびに、体が斜めになって身動きできない。手も動かせない。

ところが、最近、列車の中で新聞を読む人がいなくなっています。
だいたい、教室で「図工で使うので家の新聞をもってきて」と言っても、「家で新聞をとっていない」という子が過半数を占めているようになっています。… 続きを読む