「子育て」のための二つの行動

今日も、「子育て」のコーチングで考えてもらったことをお話します。

教え子に、時間をかけて、「子育て」の理想状態=「どんな人になってほしいか」を考えてもらいました。

しかし、この親の考えを受け入れるかどうかは子供の自己判断です。
選択するのは子供であって、いくら親がそう望んでいても、子供が親の考えを受け入れるかどうかはわかりません。

ですが、受け入れるかどうかわからないからと言って、親の考えを伝えなければ、何を目指して子育てをしているのか、方向性がぼやけたままになってしまいます。

子供が受け入れるかどうか分かりませんが、

「どんな人になってほしいか、親の考えを伝える」

ことは大切なことなのです。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、このことは我が身を振り返っても、そんなに行われていないことだと思います。 私は、どんな人になってほしいか、子供に率直に話したことは数少ないです。

ですから、コーチングによって、考えを伝える行動について考えることが必要になってきます。

もう一つ、親がすることがあります。
それは、

「環境を整える」

ことです。
学習の環境、子供が興味のあることをできる環境、そして、話をたくさんする環境、あたたかい雰囲気の環境・・・

このような環境を整えるのは、子育てにおける大切な親の行動です。

ですから、これも、コーチングによって、環境を整える行動について考えることが必要になってくるのです。

私の教え子は、この二つについて、「まだまだ足りなかった」と振り返りつつ、これからの行動を考えて、やってみると言っていました。

さて
教室でも、この二つの行動は、大切ですよね。

「どんなクラスになってほしいか、教師の考えを伝える」
「環境を整える」

です。
ぜひ、この二つの行動をしているか、考えてみてください。