「発信した情報から何がわかる」

昨日、神奈川県警が開発した「サイバー教室用教材」のうち、「自分との相手の違いを考えてみよう」を紹介しました。

「サイバー教室用教材「SNSの上手な使い方を考えよう!」
https://em-tr270.com/L90494/b300/113921

自分が授業をしたり、授業を受けたりするつもりになって見ていると、興味をそそられる教材です。

その中に、「発信した情報から何がわかる」というコンテンツがあって、 この授業は、子供だけでなく一般の人に受けてもらいたいものです。

実際の授業は、こんな問いです。

問  発信した情報から何がわかりますか。?

この問いに対して、3つの写真が提示されます。

1 1-Bサイコー(制服姿の友達3人の写真で、後ろに他の子も写っている) 
2 たかしといっしょ(制服姿の自分とボーイフレンド)
3 いつものお店!なう(休日にランチを食べている)

写真を見ると、自分がどんな人かわかってしまう情報(自分の情報)があります。
・自分の顔
・学年・クラス
・服装(学校の制服・私服)

学校関係者としては、学校がわかって、学年・クラスがわかってしまうのはやばい!と危惧します。

また、
自分以外の人がどんな人かわかってしまう情報(他人に関する情報)もあります。
もしかしたら、こちらの方がやばいかも。

・他人の顔
・他人の名前
まだ、あります。
人や場所をわかりやすくしてしまう情報 (身の回りの情報)もあるのです。

・電柱の住所表示や風景から場所がわかる
・店の名前

そして、これが「そうか」と思ったのですが、

・スマートフォンのケースが写っていて、個人が特定されてしまうこと

があるのです。

私も、これまた、写真の情報に気をつけなくてはいけないと思いました。