「ズッコケ三人組」の著者である那須正幹氏が、7月22日に亡くなったと報じられました。
残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
私が教師になって、読書指導に心をくだくようになった時、「ズッコケシリーズ」が目に飛び込んできました。
読書指導と言うと、いわゆる名作文学を読ませるというイメージがありましたが、私は、名作文学よりも、おもしろい作品を読ませることを優先させました。
そのおもしろい作品の筆頭が、「ズッコケシリーズ」だったのです。
図書室にあった「ズッコケシリーズ」は、子供たちの心をつかんでいました。
読書が苦手だという子に、「ズッコケシリーズ」を勧めたことがたくさんあります。
(高学年が多いです。中学年はゾロリかな)
私の息子たちも、ズッコケシリーズを読んでいて、家の本棚に何冊か並んでいます。
ハチベエ、ハカセ、モーちゃんのことは、誰もが知っているのではないでしょうか。
それほど、「ズッコケシリーズ」は強力でした。
全50巻、累計2500万部は、日本児童文学のベストセラーだと思います。
「ズッコケ中年三人組」シリーズも含めて、新しいズッコケシリーズがもう読めないのですね。
とっても残念です。