話を聞いてあげることで満たされる

コーチングの仲間との研究会で、「聞く」ことが話題になりました。ひたすら「聞く」ことで、相手の心が満たされていくのだと再確認しました。

コーチングって、とにかく「聞く」のです。普段の会話と違って、話題をキャッチボールすることはありません。
相手の話に口を差し挟むことなく、ひたすら「聞く」ことに徹します。

もちろん、様々な技法や質問を相手に投げかけて、気付きを促しますが、それよりも、相手の話を聞いてあげることで、相手が安心し、気付き、変わっていきます。

相手は、コーチに話すことで自分の曖昧だった考えを確認し、思いがけない自分の気持や考えに気づいていきます。
それは、不思議なことで、コーチとして特に何もせずに、ひたすら話を聞いてあげると、「すっきりしました」「もやもやが晴れました」と言ってもらえるのです。

これって、教室でもきっと同じです。
子供の話を、頷きながら、ひたすら聞いてあげる場面があってもよいのです。
話を聞いてもらった子は、きっと穏やかになると思います。