先週と今週で、レベルアップマガジンでブックレビューしている「3つの幸福」は、アウトプット大全・インプット大全を書いた樺沢紫苑氏の著作です。
これまで、幸福について取り上げたことがあるのは「幸せのメカニズム」という前野隆治氏の著作でした。
この「幸せのメカニズム」は、幸せを感じる心的要因(因子)を4つあげていて、その4つを満たすような心持ちになることで、幸せに近づくことができるとされていました。
その因子は、
・やってみよう因子
・ありがとう因子
・なんとかなるさ因子
・ありのままに因子
です。
今回の「3つの幸福」は、全く異なるアプローチです。
それは、幸福物質と呼ばれる脳内ホルモンに着目したのです。
すなわち、
・セレトニン
・オキシトシン
・ドーパミン
の3つの脳内ホルモンを分泌させることが幸せであり、その分泌のための行動や心のあり方が幸せを手に入れる方法だと言うのです。
セレトニンは、心と体が健康でおだやかであれば分泌されます。
オキシトシンは、他の人とつながっていると分泌されます。
ドーパミンは、成功したり達成したりすると分泌されます。
いやいや、ストレートな「幸福」の考え方です。
ですが、確かに私達が幸福を感じた瞬間に、このような脳内物質が分泌されるいるのですから、それを分泌させることに着目すればよいのです。
以上、このような考え方について、レベルアップマガジンのブックレビューを通して、より詳しく学ぶことができます。