昨日、保護者からのクレームからメンタルを保つ鉄則?を紹介しました。
それは、「一人で抱え込まない」ということでした。
まだ、鉄則?はあります。
これは、そのクレームをどのくらいの大きさで捉えるかということです。
教育サークルの平眞由美氏が示したやり方は、「分けて考える」のです。
よかれとやってきたことに対して反発、クレームを受けることがあります。
そんな意図は全くないのにクレームを受けることがあります。
平眞由美氏が例示したクレームは、このようなもの。
「どうして日記を宿題にしているんですか。」
「うちの子が・・くんに意地悪されているんですけれど」
「先生はうちの子ばかり悪者にして、大事に思っていないんじゃないですか。」
このクレームを、自分への「全否定」として受けとめてしまうと、心をやられて?しまいます。
保護者は、担任の先生の人格を否定しているわけではありません。
先生のある一部の行為に対して疑念や反発を表明しているのです。
ですから、先生の行為を分けて、例えば、先生の行為が100あるとしたら、1か2の部分にクレームを言ってくるのだと考えるのです。
実際、クレームを言ってくる保護者が、他の場面では感謝してくれたり、応援してくれたりします。
「全部否定されたわけではない。分けた一部について反発や疑念をもっている」
と考えるのが、実際に沿った考え方だし、より冷静に対応できる考え方なのです。
「分けて考える」、これもメンタルを保つ鉄則です。