今週来週と続くレベルアップマガジンのブックレビューは、松島博昭氏の「教室習慣づくり 7つの原則」です。
その最初のブックレビューは、「美しい言葉を教える」というタイトルで、マイナスの悪い言葉を駆逐するための手だてについてでした。
学年の初めに指導されていないと、
・うざい
・きもい
・ださっ
・めんどー
・・・
という言葉がクラスに蔓延していきます。
そして、そのような状態を放置しているとクラスがどんどん荒れていくのです。
ただ、そのような言葉を使っている本人は、言われた相手を傷つけたり、クラスを荒らしたりしているという意識はなく、
「条件反射」
のように使っていることが多いのです。
まあ、
「口癖」
ですね。
ここらへんを理解していないと、こちらも「条件反射」のように、頭ごなしに叱って、返って反発されかねません。
ここは、
「思っていなくても、つい口にしてしまう」「口癖」
であって、悪意をもって言っていないと理解しつつも、やはりマイナス言葉を口にすることによる弊害を教えていかなくてはなりません。
この本では、松島氏がその場かぎりの対処ではなく、じっくりと子供を育てようとしている様子が描かれています。
一緒に学んでみませんか?