新型コロナワクチンの子供への効果

新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が解除されました。
コロナワクチンを接種した人が増えて、新しく感染する人が減っていることが大きな原因であると思われます。

ただし、12歳以上の子供へのワクチン接種はまだまだです。

どのように考えていったらよいのか。
今日は、厚生労働省の「子どもへの新型コロナワクチン接種の考え方と副反応への対処法」サイトから、その効果についての説明を見ていきます。 https://em-tr271.com/L90494/b300/114841

このサイトでは、

「新型コロナワクチンは、子供にも高い効果がある」

実証研究があることを示しています。

新型コロナのmRNAワクチンは、大人で高い発病予防効果が確認されています。
・ファイザー社:約95%、
・モデルナ社:約94%

そして、子供にも、高い効果が海外で報告されているのです。

「ファイザー社ワクチン」
・12〜15歳の子ども
・ワクチン接種群であるワクチン2回接種後、1119人のうち、新型コロナウイルス感染症を発症したのは0人
・プラセボ群(ワクチンを接種していない人)、1110人では18人が発症。

「モデルナ社ワクチン」
・12〜17歳の子ども
・ワクチン接種群である2回接種後、2139人のうち、新型コロナウイルス感染症を発症したのは0人
・プラセボ群(ワクチンを接種していない人)、1042人では4人が発症。

これらから、ワクチン接種は大人と同様に子供でも新型コロナウイルス感染症を予防する効果が期待できると考えられます。

まず、このことを前提として理解しておきたいと思います。