この11月1日から、新500円玉(コイン)が発行されました。
残念ながら、まだ手にとっていなのですが、手に入れたら、しげしげと見てみたいと思っています。
ただ、新デザインのコインといっても、「政府の紋章」である「桐」のデザインなど、ほとんで変わっていません。
変わってきているのは、やはり「偽造防止技術」です。
財務省は、「解説!新しい500円貨」というウェブページで、このことを解説しています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115061
主なもののうち、確認してみたいものは、次の通り。
・異形斜めギザ
貨幣の側面に施されている斜めギザの一部(上下左右4か所)を他のギザと異なる形状にしたもので、世界初だそうです。
・微細文字
貨幣表面の縁に「JAPAN」(上下2か所)、「500YEN」(左右2か所)の文字が描かれています。
・潜像
見る角度によって文字が見え隠れします。
上から見たとき(下に傾けたとき)は、「JAPAN」の文字、
下から見たとき(上に傾けたとき)は、「500YEN」の文字が現れます。
これってすごいですね。
これらを使って、日本の技術を子供たちに使えることもできますね。
もしかしたら、顕微鏡の授業でも使えるかも(やりにくいですね)
でも、これらの技術を駆使せざるをえないのは、偽造のためなのです。
1円、5円、10円、50円、100円玉を偽造しても割に合わないけれど、500円玉なら偽造する手間をかけて、割に合うということなのでしょうか。