皆さんの中には、学級文庫があるクラスも、けっこうあるのだと思います。
私の経験では、低学年の場合は、どのクラスにも学級文庫がありました。
しかし、学級文庫があっても、そこの本に興味をもたず、手に取ろうとしない子供もいます。
せっかく学級文庫を設置したのに、もったいないですね。
そんな学級文庫の本を手にしようとしない子供がいる場合に有効な方法を、教育トークライン2021年12月号に千葉雄二氏が書いています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/115331
それは「1分間読書」です。
やり方は簡単です。
まず、一人一冊ずつになるように、学級人数文の本をランダムに配ります。
そして、1分間、その本を読ませます。
1分たったら、次の子にその本を回させるのです。
1分間の使い方はそれぞれです。
表紙とタイトルをながめる子。
目次をパラパラと見る子。
とにかく最初からじっくり読む子。
全体をパラパラとめくる子。
・・・
とにかく、このやり方で10分間やったら、10冊の本と出合うことになります。
こうして、「あの本、読んでみようかな?」という本が見つかることがたくさんあるのです。
本と出合うきっかけとして、やってみる価値があると思える方法です。
ぜひ、あまり学級文庫が有効活用できてないなと思ったら、やってみてください。